唯一無二の存在感と研ぎ澄まされた感性で、
多くの女性を魅了してきた
ヴァイオリニスト・高嶋ちさ子さん。
2026 Spring & Summer、SAINT JOIEは彼女をシーズナルディレクターに迎え、エレガンスの新たな地平をともに拓いた。
「世間に自分に“おしゃれ”のイメージがあるとは思っていなかったので、お話を伺ったときは少し驚きました。ただ、実は洋服が大好きで、日頃から幅広いスタイルに触れています。だからこそ、このプロジェクトに携われることを本当に嬉しく感じました。」
彼女の装いの核にあるのは、色彩設計と品格の緻密なバランス。色数を抑え、肌映りのよいトーンを選ぶことで、大人の女性が持つ清潔感と凛とした気品を自然に引き出す。さらに「昼には昼の佇まい、夜には夜の佇まいを」という独自の美意識が、装い全体の端正な雰囲気を静かに支えている。
「周囲から“少し男前”と言われることもあって、メンズライクに寄り過ぎないよう気をつけています。ネクタイではなくタイ結びのリボンを選ぶなど、どこかに女性らしさを一つだけ添えるようにしています。」
多忙な日々を送る彼女ならではの、機能性への洞察も深い。膝が出にくいパンツ、身体の線を美しく保つストレッチ素材、そして時代性を捉えたシルエット。その確かな審美眼は、今回のコレクションの随所に息づいている。
「同年代の女性を見ると、体を引き締めている方もいれば、気になる部分を上手にカバーしたい方もいる。それぞれが心地よく選べる服でありたいと考えました。丈の調整やシェイプの有無など、自分らしさに寄り添える選択肢を意識しています。」
女性が持つ“美しさの振れ幅”に深く共鳴し、その魅力をしなやかに映し出した2026SSコレクション。ただ装うための服ではなく、心までも軽やかに解き放つ一着へ。
高嶋ちさ子さんの感性は、SAINT JOIEに確かな新しい品格をもたらしている。